バスの運転手さんをビックリさせた話〜

私はバスの運転手さんをビックリさせた事があります。
バスの運転手さんをビックリさせたからといって、得意げになる事
は全くないのですが…。

何故運転手さんはビックリしたのか?

独身だった頃、会社への通勤手段はバスと電車でした。
送別会や飲み会で遅くなり、バスで帰る時に「深夜バス」という
バスを使う事がありました。
深夜バスって….
最終バスの事で、23時のバスです。
料金は普通の運賃の2倍!
でも、タクシーで帰る事を考えると安いもんです。
深夜バスの時刻に合わせて飲み会から帰る人もいるのか、みごとに
酔っ払いばっかし、割と利用客も多く、酒くさ〜いバスです。
深夜バスに乗っていた時の事です。
私の降りる停留所は終点から2番目、いろいろな酔っ払いの人が
停留所で降りていくのを目で追いながら
「はい、お疲れさま〜、おやすみね〜」
っと、心の中で話しかけながら目で見送っていきます。
知らない人ですから突然話しかけたりしませんよ。
運転手さんはちゃんと
「はい、ありがとうございます」
とか
「深夜バスだから料金は2倍ですわ」
などと応対しています。
そして、段々お客さんは減っていきます。
とうとう、お客さんは私一人だけ….。
と、思ったら、いきなり!
バスの車内の電気が消えたのです。
エッ
と、ビックリしました。
これは、私が乗っているのに気が付いていない?
私は結構小柄なので前座席のシートに隠れて見えないのです。
チャンスだ!
ビックリさせるチャンスだ!
暗い車内で心密かにウキウキしてくる私です。
そんな私のウキウキの気持ちは運転手さんには伝わりません。
自分の降りる停留所まで近づいてきました。
もう、車内のアナウンスも切ってあるから「次は、XX駅」とか何も
言いません。
今だ!!
バスの”次とまります”の停車ボタンをチンっと押したら
「うわぁっ!!」
と、運転手さんの声が聞こえてきます。
そりゃ、そうだよね。
誰も乗っていないと思ってる、車内でチンって停車ボタン押したらさ、
ビックリするよね…。
運転手さんは停留所で止まりました。
特に何も言われませんでした…。

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