以前から気になっていた 「おもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典」を小学4年生の娘は祖母に買ってもらってました。(母さんありがとう)
以前、子ども(小学4年生)と本屋さんへ行ったときに、少し立ち読みしたのですが大人の私でも面白く、読んで気になっていた本でした。
小学4年生の子どもに「ざんねんないきもの事典」の本がウケる理由を私なりに考えてみました。
目次
「ざんねんないきもの事典」がウケる理由3つ
理由その1 小学生は勉強とは関係ない、無駄でおもしろい知識が好き
そう、
「無駄でおもしろい知識が好き」この一言に尽きるかと思われます。
- はちみつはじつはミツバチのゲロ
- カメムシは自分のにおいがくさすぎて気絶する
- サソリは紫外線を当てると光るが意味はない
- アブラムシは生まれた時から妊娠している
参照:ざんねんないきもの事典
これを読んだだけでも…小学生が好きそうな知識じゃないですか!っていうか大人でも「え〜そうなの?」と思いながら読み進めてしまいます。
ちょっとした無駄な知識は友達にクイズ形式で出題したりして、盛り上がったりしますよ。
理由その2 絵がなんとも言えない、いい味出している。こういう絵が小学生は好き
絵が、なんっともいえない、動物たちの表情を描いていて、ざんねんな感じがダイレクトに伝わります。
小学生にもこの絵でざんねんな感じが伝わるのでしょう!
そしてこの絵で一層、ざんねんないきもの達に親しみが湧きます。
実はページの左下の小さい絵はパラパラマンガになっています….(発見した時は子どもに隠れてこっそりどんな動きになるのか、パラパラめくって遊んでました。楽しい…)
理由その3 文章がわかりやすく、漢字も全てフリガナが振ってある。読みやすいから小学生は好きになる
第1章に”ちょっぴり進化のお話”とあり、進化についてわかりやすくイラスト付きで丁寧に説明しています。
そもそも、進化の過程で ”ざんねんになってしまったいきもの” を紹介している事が多いので、進化についてわかっていないと面白さも半減してしまいます。
そして、これらの文章に使われている漢字は全てフリガナが振ってあるので低学年の子でも、いきものが好きな子なら興味を持って楽しく読めますよ!
実は無駄で面白いことばかり書いてある本と思いきや、進化についての知識が楽しく、勉強した感じもなく頭に入っていくという…
“読書” というと、どうしても真面目で為になるものを読んで欲しいと思い、真面目なものをすすめてしまいがちですが、そうではなく、子どもが読んで楽しいものをお勧めすれば、段々「あ〜本って面白いんだ」となって、自分から好きな本を探すようになると思うのです。
そのとっかかりに「ざんねんないきもの事典」はぴったりですね