たくさんのふしぎ「家をせおって歩く」を読んで

たくさんのふしぎは福音館書店から発行されている小学中学年(3年生から4年生ぐらい)対象の月刊絵本です。

今月も楽しみに「たくさんのふしぎ」を絵本屋さんで購入したら、娘が必死で読んでいました。

今月どんなん〜?と見たら….

「家をせおって歩く」

住宅ローンを背負ってることとか??

???

と、思っちゃいました(嫌な大人だ)

IMG_4425

読んでみると、村上さんという方が家を担いで歩きながら旅をするというものでした。

娘の本ですが、面白くて読み込んでしまいました。

最初は 家、背負って歩いてなんと根無し草な…と思っていたのですが段々読み進めていくと色々考えるようになりました。

今私が生活しているこの「生活」ってなんぞや?と、思うのでした。

一番印象的だったのは

旅をしているわけではないので距離に目標がありません

という一文です。

私は毎日、目標や目的があると、早くそこに到達するために何かやっていないと落ち着かない人間なのですが、場所に向かってその日の状況を見ながら、歩くという事のもいいなぁと思ったのです。

旦那も「面白い」と言って読んでました。

娘も夢中になって読んでました。「面白いよー」と言っていました。

娘に具体的に感想を聞いたら

「家を作るための材料とか荷物とかがあってその紹介しているページが面白かった」

との事

「家を担いだりするのはびっくりしたりしなかった?」

と聞くと

「別に、なんとも思わなかったけど。だってみんなテントとかで寝たりしてるし、それと同じ事でしょ」

との事でした

そうですね、テントたたんでリュックに背負って歩いてるのをテントたたまないで担いで歩いているだけと考えるとそんなにびっくりする事ではないのかな。

と、思い始めた私です。

村上さんの描く絵が好きだな。

村上さんがやっているブログもありました。

「この本、もう注文3冊目なんですよ〜」と購入した本屋さんがレジでお会計している時に言っていました。

人気のようです。

たくさんのふしぎ 来月(4月)は「昆虫の体重測定」だそうです。

これもまた面白そう…

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする