「ブラック読書感想文」の書き方について子どもに話をする…

ブラックなのは昨日、車を当て逃げされた私の心がブラックだから「ブラック」と言っているのではありません。

えぇ、当てて逃げられましたよ。

でも、怪我が!とか車が凹んだぁ!とかそういった大変な事態ではありません。

コツンと当たって車の塗装が剥がれているだけです。

そんな事は置いといて

ブラック読書感想文

「ブラック」とは

  • 「盗作しろ」とか
  • 「あらすじだけ書け」とか
  • 「物語の本の後ろの解説を読んでそれをそのまま自分流にアレンジしろ」とか

そういった事ではありません。

今日は子どもが読書感想文を書いています。

下書きした、読書感想文を読んだのですが、作文として成り立っていないような気がします(こんなブログの文章を書いている私が言うのもなんですけど…..)

子どもにその本を読んだ感想について具体的に話し合いましたけど、感じる事が少ないようです。

はっきり言って、そんなに感動する事が少ないなら、その本で読書感想文を書かなかったらいいのでは?と言いたくなりますけど、客観的に見てその本の内容は読書感想文が書きやすいです。

我が娘は割りとドライな性格です。

この前も「友達から「プロフ帳を書いて」と言われたからプロフ帳を書く」という話が出たので、

「珍しい!それではあなたもプロフ帳を交換して女子っぽく楽しめば!!お母さん、可愛いプロフ帳を買ってあげるよ!!」

と、母親の私一人で盛り上がりましたところ、娘は私の顔をジーと見て

「お母さん、ありがとう。私の友達を大事に考えてくれている事はよくわかったけど、プロフ帳は交換しないし、いらない」

と一言ピシャッと言われてしまいました。

また横道がそれましたが、ドライです。

で、もう小学5年生なんだから要領も覚えないと….

ド・ストレートに思った事だけで、行動して生きていたら、そのうちやっていけなくなるでしょうと….

「あのさ〜、読書感想文で、本当に思った事だけを書いてたら成り立たないと思うよ…」

といいますと娘が

「何??」

と、反応します。

「ブラック読書感想文を書かないと……

ブラックっていうのは 多少、思ってなくても、前から知ってて発見してなくても、参考にならなくても、これから観察していこうと思ってなくても…

  • この本を読んで、これからは頑張ってコツコツと勉強していきたいと思います。
  • そういえばそうだったなぁ〜と改めて発見しました。
  • 参考になりました。
  • これから気をつけて観察したいと思います。

とかさぁ〜、前向きな感想など書いて文章をかさまししてみたらば?それがたとえ思ってなくてもね!」

などと、親としてあるまじき事を教えてしまいました。

胡散臭くなるから、嫌なんですけど、あまりにも、あまりにも、あらすじばかりで、「感じた事がない」と言われたので….

さらに原稿用紙ギッチギチに書いて、段落を落とさないので文章が読みずらい

「話の流れが変わる時には改行にして、段落を落とした方が….改行しないと文章が読みにくいし、段落を落とすと、スペースができて、原稿用紙の水増しみたいな事ができるからいいよ…」

と…また余計な事を教えつつ

「〜と、わかりました。」で原稿用紙の最後のますで丁度 終わって、次、改行の時には…

「「〜という事がわかりました。」ってしとけば?」

などとまた余計な事を教えてしまった私です。

ブラック….

それはブラック読書感想文

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする