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中学生と小学生の子ども、花粉症なので舌下免疫治療法を始めました(スギ花粉のシダキュアから)
我が家の子ども、小さい頃から1年中何かしらアレルギー症状が出ていたので、思い切って、アレルゲン免疫治療法のひとつ舌下免疫治療法を始めました。
舌下免疫治療とは
舌下免疫治療とは?
アレルゲン治療法はアレルギーの原因であるアレルゲンを少量から投与することで、体をアレルゲンに慣らし根本的な体質改善が期待できる治療法
舌下免疫治療は舌下に治療薬を投与するため、皮下免疫治療法のような痛みがなく、自宅で服用できる しかし、服用量や服用方法、副作用に対する対応など医療機関で行う皮下免疫治療法と比べてより治療に対する患者さんの理解が必要な治療法
参照:よくわかるスギ花粉症の舌下免疫療法 鳥居薬品株式会社
かかりつけの耳鼻咽喉科にポスターが貼ってありまして、それで舌下免疫治療の存在を知りました。
舌下免疫治療は3年から5年ほど毎日、1日1回 舌下免疫治療薬を服用せねばなりませんので、治療をするかどうか?慎重に検討する必要があります。
我が家の子どもは小さい頃から花粉症の症状がひどく、子ども自身が「是非治療を受けてみたい」と積極的で、治療を開始する決心も硬かったです。
子どもにも保険診療で診察ができます。
2018年に年齢制限のないスギ舌下免疫治療薬のシダキュア が認可となり、2019年5月より2週間以上の投与が可能となりました。
「子ども医療費助成」の対象です。なので我が家の住んでいる地域は中学生と小学生の子どもは自己負担なし(無料です)しかし高校生になったら自己負担となり1ヶ月3000円から4000円となります。
我が子、上の子は既に中学1年生です。服用は数年にわたりますので「治療途中で自己負担分が出てきます。」と病院から説明を受けました。
*住んでいる地域によって異なりますので注意してください
治療を始める前に血液抗体検査をしました。
まず、治療を始める前にアレルギーの有無を調べるため血液抗体検査を受けました。
検査の結果 2人の子ども、ありとあらゆるアレルギーに反応していました。
- ハンノキ
- スギ
- ヒノキ
- オオアワガエリ
- カモガヤ
- ブタクサ
- ヨモギ
- ハウスダスト
- ヤケヒョウダニ
この中でハウスダストとスギ花粉のアレルギーに関して、舌下免疫療法を行う旨、医者さんと相談して決めました。
スギ花粉の舌下免疫療は6月から11月までが治療開始期間となっていまして、その時11月だったので、先にスギ花粉症の舌下免疫療を受けることにしました。
舌下免疫治療法開始、スギ花粉症のシダキュアを実際に服用してみて
シダキュア 服用方法
スギ花粉症に関してはシダキュア という舌下免疫治療薬を服用します。
シダキュアの服用方法について、最初は病院で看護師さんから直接、指導を受けながら服用しました。
- シダキュア を舌の下に入れて、1分間のせる。
- その後5分間は飲食禁止。
自宅で服用する時、子どもはタイマーを使って自分で時間を計って服用しています。
シダキュア の服用するタイミングが難しい
治療を開始してみて、思った事は
服用するタイミングが意外と難しい…
服用前及び服用後2時間は激しい運動やお風呂に入るなどは避ける様にする
という事で、我が家では服用するタイミングが限られています。
帰宅して、すぐにシダキュア を服用して、お風呂は2時間後に入っています。
シダキュアを投薬したらどうなった?
シダキュア を我が家の子ども2人が服用すると….
上の子は花粉症の様な症状が少しでます。
が、アレルギーを抑える薬も同時に処方してもらっているので、シダキュア を飲んだら、アレルギーを抑える薬も飲んで、それでアレルギーの症状を抑えている状態です。
下の子は全く症状が出ません。
個人差がある様です。
通院の様子
1週間ごとに受診し、シダキュアを処方してもらい、それが2回続いたのち、2週間ごとの受診となりました。
もう少し落ち着いたら1ヶ月分とか処方してくれるのでしょうか??
最後に
2人の子ども自身「花粉症をなんとかしたい」という気持ちが強いのか?
割と積極的に舌下免疫治療に取り組んでくれるので、母親の私としては非常に助かっています。
毎日忘れないようにシダキュア を服用する日々がこれから3〜5年ほど続きますが、何とか頑張りたいと思います。