内職を始めたきっかけ
娘が年少さんの時に妊娠しました。
その時私はパートで働いていました。
出産してから引き続き働きたかったのですが、2ヶ月の子を預かってくれる保育園は見つからず、頼みの綱の職場の託児所も満員で正社員さん優先で預けられる保証もなく、実家も遠いしいろいろ考えましたが臨月で退職しました。
そうすると、保育園は辞めないといけなくなります。保育園は両親が仕事をしていないといけないのです。息子を出産したのは娘が年中さんの時、お友達もできてやっと園の生活に慣れてきた頃です。弟ができるは保育園を退園するは、では娘も辛いだろう、あまり環境を変えない方がよいだろう、と思い出産して2ヶ月目から内職をして、保育園の在園資格を得ました。
乳飲み子を抱えて内職….。
想像以上にハードでした。
内職しながらの生活
息子は新生児の頃から昼間は寝ないでグズグズ、夜にぐっすり5時間眠るという生活を送るタイプの子でした。寝ないわ泣くわでスリングを使って抱っこしながら内職。
毎日、娘を保育園に送っていくその足で内職を納品し、次の内職をもらい保育園に行っている間に内職をする、というのが毎日の日課になりました。が、内職が完成せず、夜に持ち越す事も。
内職で辛かった事
夏の暑い日、肩に食い込むスリングに耐えつつ、内職をしていると息子の顔に私の汗がポタポタ落ちる、軍手で2ヶ月の息子の顔を拭き拭き(汚いよ..)する私。
仕上がった内職を納品するのも息子と一緒、息子は愛想のよい赤ちゃんだったので、納品先の従業員さんにニコニコ笑顔、その笑顔の中..
「週末は5箱しかできません!」「わかるよ、赤ちゃんがいるから、でも、最低5箱以上やってもらわないと」
などと内職の数について従業員さんともめる、もめる(笑)
そのうち首が座ってきたのでベビービョルンのベビーキャリアに変えて内職。おんぶができるようになると内職も楽になりましたが。息子は常に背中でおんぶしていて内職ばかりしていました。
内職をやめたきっかけ
そんな生活が8ヶ月続き、とうとう息子がつたい歩きをしだすとおんぶを嫌がるようになりました。
そして、内職している私のそばで「遊んでくれ〜」コールです。
もう、内職は無理だと感じ、以前働いていた託児所のある職場が求人していたので、再度そこで息子を預けて仕事をさせてもらう事になったのです。
その時息子10ヶ月でした。
内職の事を思い出すと、頑張った!と、なんだか部活で頑張った様な気分になります。