私はピアノが弾けません。
それどころか、楽譜にドレミをカタカナで書いていかないとリコーダーも吹けない
そんな私が、母親になり子どもをピアノ教室へ通わせたいと思うのですが、1つ懸念がありました。
子どもがピアノを習う際の懸念
自分の子どもがピアノ教室へ通う、そうすると子どもは自宅で毎日練習しないといけません
毎日練習するときに、親が全くピアノの事がわからなかったら、自宅でつまずいた時にどうするのか?
それがとても気になっていました。
わからないまま、できないまま、レッスンの日を迎えるのか?
そんな事を考えつつ日々子どもに「ピアノ習ったら?」と、言い続けていたのですが、子どもは「行かない」と主張し続けていました。しかし、小学4年生になって突然「ピアノが習いたい」と本人から申し出がありました。
早速、ピアノ教室に行く事になりました。
ピアノ教室へ通い始めると…
ピアノ教室へは小学4年生の娘と保育園年中の息子を通わせる事にしました。
息子は私に言われるがまま「ピアノ弾けたら楽しいよ〜習ってみる?」で「行く!!」こんな感じでした。
個人レッスンで娘と息子のレッスンは違う曜日です。
娘のレッスンに息子を連れて行くと必ずグズグズ言ってレッスンの邪魔をしかねないので、付き添いは無理です。(小学4年生で親が付き添っているのも珍しいか…)なので付き添いはしてません。
息子のレッスンについては先生から「なるべくレッスンでお母さんが付き添って下さい」と依頼がありましたので付き添っています。
年中さんが週に1回のレッスン、自宅で先生の指示通りにテキストを開いて練習できるかというと無理があります。
子どもが自宅で練習するのに、いきなり教科書を持ってきて「わからない〜」とか言われても教えられないので、付き添いができて本当に助かっています。
と、いうか、息子のレッスンを真面目に聞いて、私も出来るようにしないと自宅で練習できません、息子のレッスンを必死で聞いてます。
息子に「お母さんも怪しいから、あんたちゃんと聞いといて、お母さんをあてにしないで」と本気で真面目に言ってます。
息子も私がピアノを弾けないのがわかっているので「これはまずい」と思っていてか?ちゃんと聞いています。
私は先生の手つきや、ピアノを弾いているところを見て頭に叩き込みます。楽譜にピアノを弾く時の注意点なんか書いてくださってます。
私もピアノを習っている気分です。
息子は手を叩きながら足踏みして歌を歌ったりしてます。3つの事を同時にするなんて….すごいなと思いました。
自宅での練習風景
娘(小学4年生)
さて、娘は両手でピアノを弾く練習をしたり色々やってます。もう、私にはさっぱりわからない状態です。
娘は今のところ、ピアノを弾くのが好きで、3年生の音楽の教科書を引っ張り出してきて弾いたりしています。
「近所迷惑だから練習やめときな」と止めるまで好き勝手に弾いているときもあります。
私は自分でピアノを弾く事ができないので褒めるしかありません…
なんか、ちょっとこれは弾けていないのではないか?と思うと
「わぁ〜すごいね〜、もう1回聞いてみたいわ〜、生の演奏は違うね〜、いいわ〜、さすがだわ〜、お母さん出来ないから〜」
とか言うと喜んでもう1回弾いてます。
今はクリスマスの曲を練習していますが、生活にピアノがあるって本当に素敵だなと思っています。(私は弾けませんがね)
息子(年中)
息子は褒められるのが大、大、大好きな子どもで、ピアノの先生に褒めてもらいたい、保育園の先生に「ピアノを習っている」というのを言って褒めてもらいたい、そういう気持ちで熱心に取り組んでいる感じがします。
息子の方はピアノに対する練習の仕方はちょっと違います、私も一緒に練習している状態です。
息子は自分が弾いているピアノの曲を私がスラスラ弾くと非常に悔しいらしく、ちょっとできなくで意地けてきた時に私が代わりに弾こうとすると「やるっ」と怒りながらピアノを弾き始めます。
もう、謎です。
まとめ
なんだかあべこべな感じもしますが、私がピアノの事をわからない方が子どもたちはピアノを楽しく取り組んでいるように思えます。
勉強も褒めて褒めてやり進めていけばやる気が出るのでしょうか?
勉強はとても褒めて褒めてという気持ちになりません。
親として焦ってしまって、叱ったりします。
う〜ん、悩ましいですね