中学2年生の子どもに枕草子を楽しく勉強してもらおうと思って「本日もいとおかし!!枕草子」の本を子どもに渡したら喜んで読んでいた話

今は臨時休校中です。

中学2年生の子どもは家庭学習教材の中学ポピーをやっています。

5月号の国語の問題を見たら、「枕草子」の “春はあけぼの” がありました。

中学2年生の国語の教科書(光村図書)では 枕草子 ”春はあけぼの”  が載っています。そのうち授業でやるのでしょうね…

中学2年生で勉強するんだ、古典だし、臨時休校中に漫画などで楽しく “春はあけぼの” に触れれているような本がないかな

と思って、探したらありました。

この本

本日もいとおかし!! 枕草子

Amazon

古文じゃなくて、漫画で枕草子を紹介しています。

注文して届きまして、早速子どもに渡したら

大変、楽しそうに読んでいました。

千年も前の人も同じような事を考えたり、思ったりしている事が非常に新鮮で面白かったらしく、笑いながら夢中になって読んでいました。

私も読みましたが、真面目な話じゃなくて、女子的な愚痴や、毒舌トーク、「あ!それ分かる!」「それ、本当にそう思うわ〜」と思う事などが、色々と漫画で書いてあって、本当に面白かったのです。

清少納言がバツイチで別れた元夫の事をボヤいているのですが、そこら辺のボヤキもこれまた面白い、そして枕草子ってそんな事が書いてあるのか〜と、驚きです。

さらに、面白いだけでなく、平安時代のキャリアウーマンの仕事について、清少納言を取り巻く男性達の事など、わかりやすい解説がついていたりします。

はっきりって、中学二年生の “春はあけぼの” の勉強にはあまりならないけれど、枕草子ってこんな事が書いてあるんだ!「古典」という遠〜いような存在の物を楽しく身近に感じるにはもってこい!

子どもに感想を聞きましたら「勉強にはならないけど、面白かったよ」と率直に言われました。

とは言いつつも、「春はあけぼの」の現代文解説もちゃんと掲載されています。

臨時休校中の比較的時間の余裕がある今、漫画の読みモノとして楽しむのにオススメです。

親でも楽しく共感して読めます

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする